「2021年に退所した近藤真彦を始め、『文春』に顔出し・実名で告発した元忍者の志賀氏、そして『ゲンダイ』で語っている平本まで、みな一様に『知らないはずがない』と反論。特に近藤真彦は、女優時代のジュリー社長と『3年B組金八先生』(TBS系、1979年~80年)でも共演したほか、ジュリー社長の母親でジャニーズ事務所をジャニー氏と両輪で運営してきたメリー喜多川氏に気に入られ、ジュリー社長との結婚話まであったというほどだし、70年代末から事務所事情を知っているわけだから、近藤からの“ツッコミ”は痛いはず」(同)

 元ジャニーズJr.の“慰謝料”問題も浮上する。

「カウアンはジュリー社長と面会したことを明かしており、そこで何を話されたか、その具体的な内容については伏せられているが、ジュリー社長について『すごく愛のある方』と語るなどカウアンの態度が一変したこともあり、業界内ではカウアンから億単位の慰謝料を請求されたとの噂も飛び交っている。その後も次々と被害者が名乗り出ているが、ジャニー氏が亡くなっていることに加え、ジュリー社長はまったく知らなかったとの立場を表明してしまったことで、告発者たちを突っぱねることも難しくなった。“知らなかったのだから、告発を否定もできない”というわけです。本当に2500人規模の被害者がいるのであれば、集団訴訟でもされれば事務所は吹っ飛びますよ。すでに一部活動家もこの問題に関わろうとしているだけに、集団訴訟もまったくの絵空事とは言えない」