さて、政治家にはマザコンが多いようだ。安倍元首相も母親のいうことには逆らわなかったようだ。

 だが、新潮が報じている小倉將信(まさのぶ・41)は度を越しているようだ。東大法学部から日銀。2012年に自民党から出馬して初当選。

 テレ朝の島本真衣アナと結婚したが、わずか1年半で離婚。2021年にはフジテックの社長令嬢と結婚したが、こちらも2カ月半で離婚している。

 その離婚の理由が「マザコン」だというのだ。父親は財を築いたが女性関係も複雑だったらしいが、ここでは省く。

 元妻の島本の親族はかつて、新潮にこう語っていたという。

「將信さんとお母さまの関係は私から見ても仲が良すぎると言いますか、彼とお母さまとの方が夫婦らしいと言いますか……」

 妻を置いて母子で旅行に行くこともあったという。

 さらに2012年以降、將信が代表を務める政党支部や政治団体に、病院理事長などを務める母親が総額で1600万円もの献金をしているそうである。

 こういう人間が、子ども家庭庁の担当大臣だというのだから、いかに自民党には人材がいないということだろう。

 口先だけで少子化対策を唱える岸田首相には、こんな人間のほうが使いやすいのかもしれない。