3.フルタイム最強説!「きつい。疲れた。」と思っても共働きを続ける理由5選

(1)子育て中のフルタイムが最強な理由①:金銭的な余裕がある

個人の状況にもよりますが、夫婦2馬力のフルタイム勤務は金銭的な余裕が生まれます。

先にお伝えしたように、ワーママのフルタイム勤務は大変なことが多々ありますが。しかし、「フルタイム勤務の大変さを考慮しても、やっぱり金銭的余裕は捨てられない!」という人も多いのが実情です。

皆さんご存じのように、子育てにはお金がかかります。

赤ちゃんがオギャー!と生まれてから大学を卒業するまでには、なんと約3千万円もの大金が必要です。※

  • 未就学児:約80万円
  • 幼稚園または保育園3年間:約360万円
  • 小学校6年間:約690万円
  • 中学校3年間:約460万円
  • 高校3年間(私立):約600万円
  • 大学4年間(私立理系学費+一人暮らし生活費):980万円

合計約3,170万円

(※参考:PRIME|子育て費用は総額数千万円!大学進学可能な年収は?奨学金頼みが危険なワケとは)

しかも、子育て費用は子どもが大きくなるにつれて跳ね上がります。

著者名

子どもが小さいうちにフルタイムで働くのはしんどいですが、今が貯め時!子どもが成長してからでは、とても準備が間に合いません。

教育費の貯め時にフルタイムで働けるのは、お子さまの教育費準備において相当なアドバンテージになるでしょう!


\お金の勉強がしたいワーママ必見!/

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

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(2)子育て中のフルタイムが最強な理由②:子どの自立を促せる

「ママが忙しすぎると、愛情不足になるんじゃない?」さて、本当にそうでしょうか?

子どもが1歳の頃からずっとフルタイムで働いており、息子は中学生になりました。今、私が思うのは「私が忙しくしていることで、子どもの自立心を育むことができた。」ということです。息子は、小学3年生頃から夜8時まで留守番が当たり前。予め準備しておいた夕食を食べ、食器洗いからお風呂掃除や宿題まで自分で済ませていました。中学受験塾にも自分で通い、自分の力で志望校合格もつかみ取っています。手取り足取り丁寧な子育てに憧れた時期もありましたが、たくましく育った息子をみて「これで良かったんだ!」と心から思っています!

(48歳・医療関係)

いかがでしょうか?

これは作り話でも何でもなく、完全な実話です。【子どもに手を掛けること=愛情】と思われがちですが、社会に出て自立した生活が歩めるように”適度に手を放すこと”も愛情です。

今は、「寂し思いをさせてごめんね。」と思いながら働いているかもしれませんが、将来きっと「忙しく過ごしてよかった!こんなに自立した子になった!」と思える時が来るはず。頑張るあなたの背中を、お子さまはずっと見ています!

(3)子育て中のフルタイムが最強な理由③:保育園は学びの宝庫!

「小さい頃から保育園に預けるのは気が引ける…。」と思うママもいるかもしれませんは、保育園は子供たちにとって学びの宝庫です。

保育園では様々な取り組みを通して、子どもの成長を促します。

例えば、

  • おもちゃや絵本で物の名前や形、色、数字などを覚える
  • クレヨンやペンを使って絵を描くことを覚える
  • ブロック遊びで空間認識能力や手先の器用さ、創造性などが育まれる

など、保育園での遊びを通じて、子どもは様々なことを身に付けます。

さらに、保育園では他の子ども達や保育士と関わりを持つことでコミュニケーション能力も育まれます。友達と協力してゲームをすることや、お互いに意見を言い合って問題を解決することなどを通し、子どもは社会生活で必要なスキルを身に付けていくのです。

このように、保育園は子どもにとって楽しく学び溢れる場所です。「保育園に預けるのが可哀想…。」だなんて、いかにナンセンスな話か分かりますね。

(4)子育て中のフルタイムが最強な理由④:”母”ではなく”一人の女性”としてキャリアを築ける

ママがフルタイムで働くことは、”母”ではなく”一人の女性”としてキャリアを築けることを意味します。

突然ですが、「空の巣症候群」をご存じでしょうか?

「空の巣症候群」とは?
  • 子どもが独立した後に親が感じる寂しさや孤独感のこと
  • 寂しさ、孤独感、落ち込み、不安、無気力感、頭痛や腰痛などを感じる

「空の巣症候群」は、育児に専念してきた親が子ども巣立つことで、生活スタイルや家庭環境の変化に対応することができず、ストレスを感じることで発症すると言われています。長年「子ども命!」で過ごしてきた人にとっては、子どもが巣立った後の孤独感が耐えられないのです。

一方、キャリアを積み重ねてきた人は、子どもの巣立ちは喜ばしいこと以外の何物でもありません。子育て以外に”仕事”という確固たるアイデンティティーがあるため、子どもが巣立ったからと言って生きがいを見失うことはないのです。

(5)子育て中のフルタイムが最強な理由⑤:キャリアの維持は保険になる

性のキャリア形成は”金銭面”でも有利です。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

「旦那が大黒柱だから、自分はゆるく働こう。」このような考えを持つ女性もいるかもしれませんが、いつ何が起こるか分からないのが人生です。

万が一の時には、あなたのキャリアが”保険”のような役割を果たすこともあるでしょう。

ライフイベントに合わせて常にキャリアをアップデートし続ければ、パートナーと同等の収入を得て大黒柱2本の状態だって目指せます。

4.それでもフルタイムを後悔している方へ~子育てステージに合わせて働き方をみなおそう~

「様々な工夫をしてみたけど、やっぱりフルタイムを続ける自信がない…。」そんな時は、柔軟に働き方を変えましょう。

『PRIME』より引用
(画像=日経woman|ワーママの8割が「転職を考えたことがある」,『PRIME』より引用)

こちらのグラフは、日経woman「ワーママの8割が「転職を考えたことがある」より抜粋した”ワーママの転職理由”を表したものです。

これによると、ワーママの転職理由トップ3は、

1位:子どもとの時間確保
2位:育児との両立
3位:自身のキャリアアップ

となっており、転職理由が”子ども”になっているワーママが非常に多いことが分かりますね。多くの働く母が、子育ての仕事の狭間で思い悩んでいる様子がうかがえます。

働く女性が増えた今、子育てステージに応じて柔軟に働き方を変えることが必要です。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

例えば、保育園と生活リズムがガラリと変わる小1は、

  • 保育園より登校時間が遅く帰りも早い
  • 長期休暇の預け先確保
  • 宿題や持ち物の管理
  • 学習のフォロー

など、ワーママの負担が倍増します。

「小1の壁」とも呼ばれるこの時期は、正社員にこだわらず働き方を見直すワーママが非常に多い時期なのです。気兼ねなく子供の成長も見守れるよう、育児最優先の働き方にシフトチェンジする人も少なくありません。

一生フルタイムでいる必要なんてないんです!子育てステージに合わせて、柔軟に働き方を変えてみませんか?

時短正社員のまま転職しませんか?

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)