大河ドラマには初出演ということで「日曜日の夜、家族団らんの時間に、いろいろな時代に思いをはせられるドラマという印象で、そこに自分が参加できることが、とてもうれしく思いながらも緊張しています」と心境を明かしている。

 三浦が担当するのは、道隆の嫡男・藤原伊周。才色兼備の自信家の青年で、若くして父の引き立てによりスピード出世を果たす。父亡き後は、妹の定子への一条天皇の寵愛を頼りに、道長と火花を散らすライバルとなる。

 三浦は「伊周は、直情的な一面や、人に取り入ることが苦手な不器用な部分もあり、光源氏とはよもやと言われるような貴公子ではありますが、どこか人間的な弱さがあるような印象です。道長たちとの政権抗争に身を投じ、追い込まれていくさまをどのように演じていくか、大石先生の描く伊周をしっかりイメージして演じていきたいと思います」と役柄を分析し、撮影に向けて備える。