完全無料&安心の会員制コミュニティーサービス「TVガイドみんなドラマ」のコラムを、TVガイドWebでも展開中。このほど、脚本家・三谷幸喜が大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年/NHK)で第41回向田邦子賞を受賞したことを記念して、“三谷ワールド”を楽しめるドラマ7作をピックアップ!

 三谷は、約70年にわたる日本のテレビドラマ史の中でも、非常に特異なポジションを占める作家といえる。というのも、小劇場出身のスター作家、演出家は数多くいるが、テレビドラマの世界でこれだけの実績を残した演劇人は、彼をおいてほかにいない。ホームグラウンドたる舞台でも、30年以上途切れることなく作・演出を続け、1997年からは数年に1作のペースで劇場映画も発表。テレビドラマでも数々のヒット作で旋風を巻き起こし、まさに平成以降の日本のエンターテインメントにおける中心人物として、縦横無尽の活躍を続けている。