アルコール度数11度以上!度数高めでも飲みやすいカクテル13選!

アルコール度数が低く飲みやすいカクテル36選!初心者必見バーでのマナーも
(画像= unsplash.com/photos/YNMjGIPgD_c、『Lovely』より引用)

続いては、アルコール度数11度以上のカクテルの中で、飲みやすい味で愛されているカクテルをご紹介します。アルコールには強いけど味が苦手という人や、酔いたい気分の時に試してみてください♡

①トム・コリンズ:アルコール度数約12度

ジンベースのカクテルで、元々はオランダ・ジンを使用した「ジョン・コリンズ」というなのカクテルとしてロンドンで親しまれていました。そのジンを、イギリス産のオールド・トム・ジンに替えてから、「トム・コリンズ」と呼ばれるようになったとか。

オールド・トム・ジンとレモンジュース、砂糖、炭酸水をステアし、カクテルピックに刺したレモンスライスとマラスキーノ・チェリーを飾って完成。苦味と酸味がキリッと効いていながら、砂糖が入っているので飲みやすいお酒です。

②モスコミュール:アルコール度数約12度

名前は効いたことがあるという人も多いはず!非常に有名なカクテルのひとつで、本格的なバーでは銅のマグカップに入れて出されます。

モスコミュールには「モスクワのラバ」という意味があり、モスクワのラバに蹴飛ばされたように効いてくる、強いウォッカベースのカクテルであることからつけられた名前です。ウォッカをライム・ジュースとジンジャー・エールで割った、甘さのあるカクテルです。

③ソルティ・ドッグ:アルコール度数約13度

イギリスで生まれたカクテルで、さっぱりしたグレープフルーツと、グラスの縁の食塩が絶妙にマッチする人気のカクテル。

「ソルティ・ドッグ』は「甲板員」を意味するイギリスのスラングで、船の甲板で働く甲板員が汗だらけ塩だらけになっているから来ています。縁をレモンで濡らして食塩をつけたグラスに、ウォッカとグレープフルーツジュースを注いでステアして作られます。

④キール・ロワイヤル:アルコール度数約13度

キールというカクテルの白ワインをシャンパンに変えたもので、単にシャンパン・キールとも呼ばれます。オーストリア産まれのカクテルで、フランス生まれのキールとは生まれが違うんです。

シャンパンとカシス・リキュールを、シャンパンの割合を多めに注いでステアして完成。カシスの甘酸っぱさと酸味を軽い口当たりで楽しめます。ワインやシャンパンが苦手でも美味しく飲めると評判のカクテルです!

⑤ジン・フィズ:アルコール度数約13度

ジンベースのカクテルで、「フィズ (fizz)」とは、ソーダ水の泡の「シューッ」という音を表す擬音語です。ドライ・ジンとレモン・ジュース、砂糖を混ぜたものに、適量のソーダ水を加えてステアしたもの。

先ほど登場したトム・コリンズと似ていて「兄弟カクテル」と呼ばれることもありますが、材料の分量や飾りが異なります。炭酸が効いた爽やかな口当たりで、アルコールが気にならない飲みやすさ!

⑥キール:アルコール度数約14度

1945年にフランスで誕生し、今やワイン・ベース・カクテルとして世界一人気のカクテルです。白ワインに少量のカシス・リキュールを加えて作られます。

さっぱりとしたワインに甘酸っぱいカシスがよく合います。綺麗な赤色が食欲をそそるため、日本では元々レストランで飲む食前酒として飲まれていました。

⑦バレンシア:アルコール度数約14~20度

アプリコット・ブランデーとオレンジ・ジュースを2:1の割合、オレンジ・ビターズを数滴落としてシェークして作られる、リキュールベースのカクテルです。

バレンシアという名だけあって、バレンシアオレンジを絞って作りたいところですが、他のオレンジでも大丈夫。アプリコットとオレンジの甘いカクテルなので、女性に人気です。

⑧フラミンゴ・レディ:アルコール度数約17度

縁をグレナデン・シロップで濡らし砂糖をつけたグラスに、ウォッカ、ピーチ・リキュール、パイナップル・ジュース、レモン・ジュースをシェークしたものを注いだカクテルです。

オレンジっぽい淡いピンクカラーと、縁についた砂糖が、フラミンゴを思わせる一杯。ピーチの香りと味が強めの、深みのある味わいです。

⑨ホワイト・レディ:アルコール度数約25度

ドライ・ジンをベースに、オレンジの果皮を使用した「ホワイト・キュラソー」、レモン・ジュースを加え、シェークして作られるカクテル。ジンをブランデーに変えた「サイドカー」の一種であると捉えた「ジン・サイドカー」という名でも呼ばれます。

淡い白色が綺麗で、オレンジとレモンの酸味を感じるさっぱりとした辛口です。爽やかなお酒が飲みたいときにおすすめですよ!

⑩ブロンクス:アルコール度数約25度

ニューヨークのブロンクス区の名をとったジンベースのカクテルです。クリスマスの時期の飲まれる代表的なカクテルとして有名で、現在でもクリスマスが近づくと飲まれることが多いです。

ドライ・ジン、ドライ・ベルモット、スイート・ベルモット、オレンジ・ジュースをシェークして作られる、淡いオレンジがかった黄色が特徴。柑橘の香りが爽やかな、さっぱりしたお酒です。

⑪マルガリータ:アルコール度数約20~30度

スペイン語の女性人名からその名がついたマルガリータは、「真珠」などの意味を持つギリシャ語の「margarite」が語源。テキーラカクテルの代名詞ともいえる有名な一杯です。

縁をレモンなどで湿らせ食塩をつけたグラスに、テキーラ、「コアントロー」もしくは「トリプルセック」といったオレンジ風味のリキュール、レモン・ジュースかライム・ジュースをシェークしたものを注いで作られます。爽やかな清涼感と柑橘系の香り、塩みが特徴です。

⑫オレンジ・ブロッサム:アルコール度数約20~30度

ジンベースのカクテルのひとつ。オレンジの花に「純粋」「花嫁の喜び」の花言葉があり、また、オレンジが「愛」の象徴と言われることなどから、結婚式の披露宴で食前酒として飲まれることが多いカクテルです。

ドライ・ジンとオレンジ・ジュースを2:1の割合でシェークして作られます。ジンのさっぱりした清涼感とフルーティーなオレンジの味がマッチした、シンプルで飲みやすい一杯です。

⑬フローズン・ダイキリ:アルコール度数約23~30度

1950年代にミキサーの誕生により、ミキサーで作る「フローズンスタイル」のカクテルが次々と誕生しました。そのフローズンスタイルのカクテルの先駆けとなったのが、「フローズン・ダイキリ」です。

ラム「ブルガルエクストラドライ」とフレッシュライムジュース、ホワイトキュラソー、砂糖、クラシュドアイスをミキサーにかけ、ライム、ミントの葉を飾り、ストローを添えます。

『老人と海』などで知られる文豪ヘミングウェイが愛したカクテルとしても有名。甘みと酸味のバランスが決め手となる、暑い夏にぴったりなカクテルです。