お酒が苦手な人や酔いたくない日に教えたい、アルコール度数の低いカクテルをまとめました。カクテルに詳しくない人がバーに行くと、何を頼めばいいのかわからないしマナーも不安ですよね。この記事を参考に、飲みやすくて好みのカクテルを探してみましょう。
アルコール度数10度以下!度数が低くて飲みやすいカクテル19選!
まずは、アルコール度数1度未満〜10度以下の、もっとも飲みやすいカクテルをご紹介していきます。どんな味なのか想像しやすい説明付き♪
①フロリダ:アルコール度数1度未満
アルコール度数1%未満で、ノンアルコールカクテルに分類されるアメリカ生まれのカクテルです。レシピは様々ですが、オレンジ・ジュース、レモン・ジュース、アンゴスチュラ・ビターズ、シュガー・シロップをシェークして完成。
「アンゴスチュラ・ビターズ」とは、苦味のあるリキュールで、1~2滴で風味がよくなるため、よく使用されます。近年はノンアルコールカクテルではないフロリダも存在しているので注意しましょう。
②カフェ・ロワイヤル:アルコール度数1度未満
ナポレオンが愛したことで知られる、コーヒーのカクテルです。コーヒーが入ったカップの上に専用の“ロワイヤル・スプーン”を渡し、スプーンに角砂糖をひとつ乗せ、上からブランデーを注いで染み込ませます。
スプーンからこぼれない程度の量のブランデーを注いだら角砂糖に火をつけ、砂糖が程よく溶けたところでコーヒーに入れて混ぜて完成。青色の炎とブランデーの香りを楽しるおしゃれなカクテルです!
③シャーリー・テンプル:アルコール度数1度未満
親がお酒を飲んでいる時に、子供たちも一緒に飲めるようにと作られたソフトドリンク。1930年代の有名子役女優シャーリー・テンプルにちなんで名付けられました。
レモン・ライム・ソーダにザクロの果汁と砂糖からなる「グレナデン・シロップ」を加えたもの。チェリーやオレンジスライスなどで飾り付けられることが多いです。
④パナシェ:アルコール度数2.5度
フランス語で「混ぜ合わせた」を意味するパナシェは、ビールと透明なレモン炭酸飲料を半分ずつ混ぜ合わせたカクテルです。ビールのほろ苦さと、炭酸飲料の甘さが組み合わさって、軽い飲み口。夏の暑い日にぴったりな、爽やかな一杯です。
⑤アメリカン・レモネード:アルコール度数約3度
レモン・ジュースと砂糖、ミネラル・ウォーターをステアし、氷をいれ、最後に赤ワインを静かに注いでフロートさせるカクテル。「ステア」とは軽く混ぜあわせることで、「フロート」は、表面に浮かせる、つまり層を作ること。
透明なレモネードと真っ赤なワインの2色が綺麗で、スッキリ飲めます。赤ワインが好きな人におすすめですよ!
⑥ファジー・ネーブル:アルコール度数約3度
ピーチ・リキュールとオレンジ・ジュースを1:1でグラスに注ぎステアしたカクテル。割合が変わることもあり、オレンジジュースの割合が高いほどアルコール度数は低くなります。
「曖昧」という意味の「ファジー」、「ネーブルオレンジ」を指す「ネーブル」で、「桃なのかオレンジなのか曖昧な味」という意味の名だと言われています。フルーティーなカクテルです。
⑦ベリーニ:アルコール度数約5度
画家ジョヴァンニ・ベリーニの展覧会の際に、あるバーのオーナーが作ったのが起源と言われるワインベースで上品な甘さのあるカクテルです。
イタリアのスパークリングワイン「スプマンテ・プロセッコ」もしくは辛口スパークリングワインに桃のピューレを加えてステアし、「フロリダ」にも登場したアンゴスチュラ・ビターズを1滴落として完成。ベリーニの絵画を思わせる綺麗なピンク色が特徴です。
⑧スプリッツァー:アルコール度数約5度
ダイアナ元イギリス皇太子妃が生前愛したことでも知られるスプリッツァーは、ドイツ語の「はじける」を意味する「spritzen」がその名の由来と言われています。
辛口白ワインに炭酸水を入れるだけの簡単なレシピで、80年代にアメリカで大流行しました。白ワインを炭酸水で薄めるため、アルコール度数も低く飲みやすい味になります。
⑨カシス・オレンジ:アルコール度数約5度
「カシオレ」と呼ばれ親しまれているカクテル。「クレーム・ド・カシス」という甘いカシスのリキュールに、適量のオレンジジュースをステアしたもので、スッキリ甘い飲みやすいお酒です。女性だけでなく男性にも人気の一杯です♪
⑩スノー・ボール:アルコール度数約6度
「雪玉」という意味のなを持つスノーボールは、アメリカで親しまれるクッキーにも同じ名前のものがありますが、カクテルにもあるんです!
「アドヴォカート」という濃厚なクリーム状の卵リキュールにライム・ジュースを1振り、レモネードを適量混ぜて作られます。白濁した見た目で、スノーボールという名前も頷けます。甘くてさっぱりした飲みやすさが特徴です。