どんな人が人間関係リセット症候群になりやすいのか?
思っていることを伝えるのが苦手な人
人に対して心を開くのが苦手で、本音を上手く伝えることが苦手な人は、交流を続けていくうちに居心地の悪さや煩わしさを感じて、リセットしてしまう傾向があります。
「他人からどう見られているのか気になる」「否定されるのが怖い」といった思考を持っています。どこかよそよそしい付き合いのみで関係がストップしてしまい、ストレスも溜まりやすいのです。
交流の数は多い、繋がりたがりな人
友達がいない自分が嫌で、たくさんの人と交流関係を作りたい人ほど、リセット癖がついていることもあります。一見社交性があるように思いますが、浅い繋がりをつくりすぎて、人ひとりを切ることに対して心が痛まなくなってしまいます。
その影響で「私が今ある興味はここじゃない」と思い、今ある人間関係に価値を見出せなくなくなります。飽き性で、思い込みが強い人に多いため、一度関わりたくないと思ってしまった相手にはバッサリ見切りをつけるでしょう。
プライドが高い人
自分が接する相手から「いつも優秀だと思われていたい」「高い評価を受けたい」といった気持ちが強いので、ライバルが現れるとその人を応援する人も巻き込み、リセットしようとします。また「フォローを外されるくらいなら私のほうから」というプライドもあります。
他人は他人だから、思う通りいかないものだと認識をして、気軽に接する生き方を身につけることができれば改善されるかもしれません。
消去で解決しようとせず、ブロックやミュートを推奨
仲の良い友達はずっと大切にしていきたいもの。最近交流がなかったとしても、些細なことがきっかけでビジネス仲間になることもあれば、新たな出会いに発展することもあります。定期的に“整理”することも大切ですが、アカウントごと削除しなくても、ブロックやミュートで対応してもらうのが一番です。
ただ、人間関係リセット症候群の人は相手にバレずに縁を切りたいと思っているので、それらを嫌う傾向があります。ですが、SNSを見ることは“義務”ではありません。見たいものだけ見る。それは本人の自由なのです。ブロックをすることに罪悪感は持たずに、せっかくある機能をうまく活用していきましょう。また、Twitterではフォローを外さなくても、ツイートが流れないようするミュート機能もあります。
少なくとも、友達のアカウントが削除されているのを知ったということは、それだけ相手に興味があるということ。それを相手に伝えて、SNSとの上手な付き合い方を教えてあげましょう。
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