16位:王の家(ベルギー)
グランプラスにある王の家は、1536年にスペイン王カール15世の命令で建てられました。スペイン・ハプスブルク家の支配時にはスペイン政庁として使用され、また、新教徒を監禁する牢獄としても使用されていましたが、実際に王が住んだことはないそうです。
フランス軍の攻撃による火災に合った後、1872年に再建され、現在のネオ・ゴシック様式の美しい石造りの建物に生まれ変わりました。
内部にはタペストリーや、陶器、彫刻などの豪華な展示物や、政治的な歴史資料、そして小便小僧の衣装まで多彩な展示物が飾られており、見ごたえがあります。
16位:ふとっちょマルガレータ/海洋博物館(エストニア)
タリンにはいくつもの塔があり、中でも人気なのは「太っちょマルガレータ」と呼ばれる、ずんぐりむっくりの建物です。かつて海からの攻撃を防ぐ砲塔して建てられましたが、後に監獄となり囚人の食事係をしていたふくよかな女性への親しみから、この名前が付けられたそうです。
現在は海洋博物館として一般公開されており、船具や船の模型展示などを通してエストニアの航海の歴史を伝えています。
18位:シャーロック・ホームズ博物館(イギリス)
ベーカー・ストリート駅から徒歩約2分のところにある「シャーロック・ホームズ博物館」。小説の中で、友人のワトソンが住んでいたとされる「221B Baker Street」の場所に建っています。
博物館は5階の構成になっており、ホームズやワトソンが実在して、本当に愛用していたかのような感覚になる、帽子やパイプ、書籍などのリアリティのある品々が展示されています。またリビングが再現された部屋では、ホームズといえば…とイメージするパイプなどを借りて写真撮影をすることができます。
19位:ワルシャワ王宮/旧王宮博物館(ポーランド)
かつて行政だけでなく文化の中心でもあった旧王宮は、現在では博物館になっています。館内は豪華絢爛な調度品、国王のコレクションであったレンブラントの絵画なども展示してあり、かつての煌びやかな王政時代の姿が再現されています。