汚染土搬入予定地は、重要文化財指定旧洋館御休所で、新宿門と大木戸門の中間あたりになる。
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原子力規制法では、原発解体で出た金属等を安全に再利用する基準を放射性セシウム1キログラム当たり100ベクレルとしているのに、今回環境省は「8000ベクレル以下であること」といい続けているそうだ。ふざけるな! である。
推測すれば、この有名な公園に汚染土を入れ、そこに花壇でも作り、花を咲かせて、「汚染土でも花が咲きます、安全ですよ」とアピールしたい魂胆だろう。
御苑で成功すれば、全国に汚染土をばらまくはずだ。
僅かな住民たちが反対運動をしているが、この国のとんでもない悪行を都民全体で阻止しなければいけない。
坂本は、「子どもを含めたあらゆる年齢の人たちが憩う公園に、放射能によって汚染された土をまくという。どうしたらこんなとんでもない考えが出てくるのだろう」と書いている。
今年の桜の時期も、孫たちを連れて御苑で遊んだ。都内唯一といっていい広大な公園を汚染しようという発想が、私にもわからない。
岸田も小池も出てきて、丁寧な説明をまずするべきだ。それでも私は絶対反対する。