ポストは安倍昭恵が、夫晋三の相続を終えたと報じている。
結論からいうと、彼女が相続したのは山口県下関市の高台に建つ時価2億円といわれる邸宅だけのようである。
ポストが調べたところ、安倍元首相が好きで、夏の間滞在してゴルフをしていた山梨県鳴沢村の別荘は、昭恵がいったん相続した後、安倍の実兄の寛信に贈与されているという。
昭恵が今も暮らしていて、最大の資産でもある安倍の私邸は、資産価値20億円ともいわれるそうだが、ここのほとんどが、実兄の寛信が代表の「ABコミュニケーション」に移されたそうだ。
ということは、彼女は将来的には下関へ移るのだろうが、今は渋谷の豪邸に住むということなのだろうか。まあ、おカネは有り余るほど持っているようだから、生活には心配ないだろうからな。
さて、首相官邸で巡査が自殺? 今年1月にも自民党本部の隣のビルで巡査部長の拳銃自殺が発生しているが、何か関係が?
自殺したのは警視庁第四機動隊に所属する黒川優太巡査(25)だった。普段から真面目で、この日も、同僚がさぼっている身代わりに立っていたのをとがめられ、トイレに入って拳銃の引き金を引いたというのだ。
そんなことぐらいでと思うが、この黒川巡査、以前から精神的に不安定なところがあり、医師からうつ病と診断され、自宅で療養していたという。
真面目なのだろう、以前は、ミスばかりする自分が情けなくて、拳銃を持ってトイレに行くと引き金を引いてしまいそうで不安だと、悩みを吐露していたことがあったという。
昨年4月に復職し、半年ほど慣らし勤務をした後、首相官邸の警備に配置されたというが、配置の在り方にやや問題があったのではないか。
首相官邸といえば、一日中張り詰めた気持ちで勤めなければならない。そこへ、精神的に不安を抱えている人間を配置するというのは、いささか理解しがたい。本人にとっても相当な重圧になったことは容易に想像がつく。