お次は小室圭のお話ではなく、やはり上皇の娘、サーヤこと黒田清子さん(54)の夫君である黒田慶樹(58)の話題。

 彼は都庁勤めだが、4月1日付で都市整備局の担当部長に就任したというのである。ラインの部長ではないが、年収は1200万円を超えることになるそうだ。

 58といえば定年間近だが、外郭団体に出向したそうだから、65歳まで働けるのではないかという。

 実にめでたい。それに比べて、小室圭のほうは、勤めている法律事務所が経営不振のためリストラの嵐が吹き荒れ、いつクビになるか戦々恐々だという。

 堅実で平凡な人生を送ること。そのほうが波乱万丈な人生を送るより難しいのだ。

 ところで、音楽だけではなく、社会問題にも関心を向け、発言してきた坂本龍一だったが、彼が、東京・新宿区にある「新宿御苑」に、福島県にある中間貯蔵施設から放射能に汚染された土を運び込むことに反対していたことは知らなかった。

 私も年に1、2回はいく新宿御苑に、汚染土を運び込んでいることさえ初耳だ。

 サンデー毎日で斎藤貴男がレポートしている。

 ごくごく一部の住民しか知らせなかった環境省の説明会では、こんな質問が出たという。

――安全なら環境庁の敷地内でやればどうか。

「環境省所管の施設の中で候補を検討し、地元の自治体ともご相談の上、選定した」

 ということは、当然、小池都知事は知っていて了解したということだろう。

 その説明会には東電の人間は来ていなかったそうだ。