問題を起こして日本に転校することになったアメリカの高校生ショーンは、「揉め事はすべて車のレースで決着をつける」という独特の校則(!)を持つ学校で腕を磨く。

アメリカ映画によくある変な日本描写がいっぱいで、ショーンは学ラン(全く似合ってない)で満員電車に乗って通学するが、乗客のひとりは工事現場のヘルメットをかぶっている。学校には「オアシス」と書かれた謎の紙が貼られ、学食には謎の懐石料理が並んでいて、トングで取る(笑)。どんな学校だ。

 ある日彼は法定速度以上のスピードでかっ飛ばしているところを、パトカーに発見される。しかしパトカーは追ってこない。なぜ?

「この車は改造車だ。日本のポリスは俺たちに追いつけないってわかってるから見逃されてるのさ」

ってなるほど……な、わけないよ!