堤氏は「胸が高まる企画だ! 今をときめく松村くん×西畑くん! 一筋縄ではいかないひねりたっぷりの原作と脚本! キャラクターのマジシャンのようなキャスト陣! 満を持してのスタッフ! 『ミステリー』の枠を安々と越えた存在感あるドラマを産み出せそうだ! 土曜日の夜『不可能&不可解』と真っ向勝負しましょう!」と力のこもったメッセージを寄せ、原作の青崎氏も「このお話に登場する2人の男は、探偵のような助手のような、相棒のようなそれ未満のような、競っているような協力しているような、なんともいえない関係でして、作者自身もいまだによく分かっておらず、『なんだこいつら』と思っています。松村さんと西畑さんが彼らの余白にどんな形を与え、どんな謎を解くことになるのか、今からとても楽しみです」と期待している。

 松村は「普段の僕自身と比べると、倒理はすごくカッコいい男。何とも関係を切り難い“不思議な相棒”がいる設定も、昔から憧れていたドラマの世界の匂いを感じて、すごくワクワクしました。テレビ朝日のドラマに出演するのは初めてですが、今回はSixTONESのメンバー・京本大我も以前お世話になって、『僕も出てみたいな』と思っていた『オシドラサタデー』枠のドラマ。だからこそ、今後も呼んでいただけるかは今回にかかっているな…とドキドキする自分もいて…。実を言うと、プレッシャーも感じています(笑)」と率直な心境を口にしながら、堤監督とのタッグに「僕はお芝居の経験が多いわけではないので、この作品に取り組むにあたって、すごく不安もあったんです。でも、リードしてくれるのが堤監督だと聞いて、すごく安心感を覚えました。堤監督は、特に僕らの世代にとっては、いつかご一緒したいと考えて当たり前だと思うほどの方。今すごく喜びを感じています。監督は現場でムチャブリもされるそうですが(笑)、必死に食らいついていきたいです! この作品は人間関係もすごく面白いですし、事件のトリックやミステリー部分に関しても、すごくワクワクしたり、頭をひねらせたりしながら見ていただけると思います。『来週も見たい! 早く見たい!』と思ってもらえるような作品にするよう、僕らも頑張るので、ぜひ放送まで楽しみに待っていてください」とアピール。

 西畑も「実は僕、なにわ男子がデビューする前年、士気を高めるために、SixTONESさんのデビューシングル『Imitation Rain』を買ったんです。そんな尊敬するグループに所属する(松村)北斗くんとW主演だと聞いて、すごくびっくりしました! 北斗くんとは映画で一度共演しましたが、お芝居でガッツリ言葉を交えるのは初めて。さまざまな役を演じてきた北斗くんとご一緒できるなんてすごく光栄だなと思って、胸が高鳴りました。『オシドラサタデー』枠で放送された『コタローは1人暮らし』などで経験を積んできた中、『テレビ朝日さんにも認めてもらえたんやな!(笑)』と思いますし、最後まで全力で駆け抜けたいです」と感激しつつ、「企画書で堤監督のお名前を見て、普通に声に出して『すごっ!』って言っちゃいました。『トリック』や『SPEC』など、僕も大好きな作品を手掛けられた方で、いつかはご一緒したいと思ってましたから! 現場では緊張しちゃいそうですけど、自分らしく監督といっぱいお話をしながら、氷雨という役を固めていきたいです。監督のムチャぶりにも挑戦できるなんて、すごくありがたい機会だなってワクワクします。普通のミステリーとはもう全く一味違う作品になっております。不可能と不可解、HOWとWHYがすごく絡み合っていく回もあれば、倒理と氷雨の関係性が垣間見える回もあるので、楽しみに待ってくださると幸いです。僕たちのバディ感も、ぜひとも楽しみにしていてください!」と目を輝かせ、呼び掛けている。