一方、佐野は「ドラマのお話をいただく前に、知人から原作を薦められて読んでいて、すごく好きになった作品だったので、出演のオファーをいただいた時はすごく驚きましたし、うれしかったです」と出演を喜び、「演じさせていただくガクは天才プログラマーなのですが、僕自身は機械が苦手なのでタイピング含め、いろいろとガクに近づくために練習しています(笑)」と役作りに励む。

 さらに、「ブレーキの利かないハルとタッグを組む、人とコミュニケーションをとることが苦手なガクは、自分の強みであるプログラミングスキルを使って、どのように一つ一つのミッションを仲間たちとこなしていくのか、そこに注目して金曜日の夜を過ごしていただければと思います。僕も原作ファンの1人なので、ファンの方にも楽しんでいただけるよう、全力で演じきりたいと思います。楽しみにしていてください」とメッセージを寄せている。

 原作の稲垣氏は「当然ですが、お金=幸せじゃありません。でも欲しいか欲しくないかって言われたら、そりゃ欲しいよね! 100兆円欲しいよね!(笑)。だとしたらその100兆円=トリリオンダラーを、夢物語だと切り捨てずに、真っすぐ奪りにいく。そんなハルという人間の、すがすがしいほどとんでもないバイタリティーを面白がっていただけたらうれしいです!」と呼び掛け、「ドラマ『トリリオンゲーム』で目黒蓮さん&佐野勇斗さんが演じてくださる、ハル&ガク。どんなすごいヤツらになるか、世界一楽しみにしています!」とドラマ化へ期待を寄せる。