【◯】マシンガンズ vs ランジャタイ【×】
マシンガンズは終始リラックスした感じでアドリブも交えつつのネタ。西堀さんが「負けるとわかってるからこんなに楽なことはない」と言っていたけど、これは前回もそう言っておいて勝ったのでもしや作戦? いやそんなことないか。
対するランジャタイは『M-1グランプリ2021』準決勝で「1ウケ」と評されたネタの6分verを披露、かと思いきや、後半には前回の対戦相手である「タモンズ」がまたしても登場。失格と言われてもおかしくない暴れっぷりだった。マシンガンズが勝ったものの、決着がついてからも終始楽しそうにしている国崎さんが印象的だった。
【×】三日月マンハッタン vs テンダラー【◯】
三日月マンハッタンはもしかしたら勝ち残った16組の中で最も知名度がないコンビかもしれないが、ネタの後半で畳み掛けまくる怒涛の展開でかなりのインパクトを残してのフィニッシュ。
対するテンダラーはお笑いファンなら誰しもが知ってる「あのつかみ」を披露してめちゃくちゃウケていた、もはや伝統芸能のよう。そこからは安定感抜群の漫才でテンダラーの勝利。もちろんテンダラーは強かったけど三日月マンハッタンも大健闘、対決終わりに4人で飲みに行ったというエピソードにほっこり。
以上16組。5月20日には勝った8組でいよいよ決勝「グランプリファイナル」が行われる。最大3ネタ披露とのことで、残っている芸人さんにとってはなかなかハードな戦いかもしれないが、健闘を祈りたい。(編集/斎藤岬)