拍手笑いが止まない、仕上がりきった囲碁将棋
【×】タイムマシーン3号 vs 金属バット【◯】
これもまたタイプの違う2組の対決。タイムマシーン3号は冒頭でいきなり芸人いじりのつかみをかまし、その後は全世代が面白いと思えるような安定のネタ運び。「面白いかどうかの客投票」というだけあって『オンバト』で最強を誇った2人にはうってつけの環境だったのかも。
対する金属バットもらしさ全開アドリブ満載の漫才を披露。とにかくアドリブが決まりまくり。友保さんの髪がしっかりサラサラだったので、おそらくヘアメイクさんもいるのかなと推測。それはいいとして、勝ったのは金属バット。2人は悲願の賞レース決勝進出となった。友保さんの「『M-1』クソでしたね」というコメントが痛快だった。
【×】かもめんたる vs 囲碁将棋【◯】
う大さんがどアタマからワードを間違える波乱のスタートも、そこからはいつものかもめんたるワールドにお客さんを引き込んで爆笑の連続。ネタ時間6分だとよりセミナー感が増す。これがなんと新ネタというから驚きだった。しかしまさかのタイムオーバーにより20点減点、ここで新ルールが効いてくる展開に。
囲碁将棋はとにかくバッチバチに仕上げたひとつのムダもない漫才。おそらく台本にしたときのセリフ量は16組中ナンバー1だったと思う。ほぼ全ボケ拍手笑いなのも恐ろしかった。この2組は他の大半の組と違ってアドリブを一切入れていなかったのも印象的だった。
【こちらの記事も読まれています】