◆よる10時にこのドラマを放送するという挑戦
とはいえ、タイトルも直接的であり、内容もセックスレスがメインのため、ドラマ化への抵抗やハードルもあったのではないか。三竿氏は「私としては原作が、人間ドラマだったり夫婦愛だったりを描いた作品ということを知っていたので抵抗はなかったです」と回答。
「もちろん、セックスレスがメインテーマですので、そこに引っかかりを覚える人もいるかもしれません。それでも、『内容を見てもらえれば絶対大丈夫』と思っていました。また、『木曜劇場の枠は大人向けの恋愛ドラマでも大丈夫!』という意識も大きかったです。挑戦的な部分もありましたが、無事にOKをもらいました」
周囲からの反対意見は多かったのか聞くと「ドラマ化が決まるまでは何ともなかったのですが、決まった後に『よる10時にセックスレスってワードが出るのって大丈夫なの?』という心配の声をあげる人はいました。『ドラマ化が決まった後に言わないで!』と思いましたが(笑)」と反応を口にした。