皆さんはコルビュジエという建築家をご存じだろうか?
――スイスで生まれ、フランスで主に活躍した建築家。本名はシャルル=エドゥアール・ジャヌレ=グリ(Charles-Édouard Jeanneret-Gris)。
モダニズム建築の巨匠といわれ、特にフランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」として位置づけられる(ヴァルター・グロピウスを加えて四大巨匠とみなすこともある)そうだ。(ウイキペディアより)
コルビュジエに師事した建築家に故・吉阪隆正というのがいる。吉阪の代表作である住宅が渋谷区西原にあり、そこを建築物の好きな女優の鈴木京香(54)が購入し、改修を行っていることで、4月19日、彼女は日本建築学会の文化賞に選出されたというのである。
この住宅「ヴィラ・クゥクゥ」という。
近隣の不動産業者によれば、この周辺は坪単価で500~600万円が相場だとか。この住宅の敷地は約60坪だから、相場通りなら土地だけで3億円以上もすることに。いくら大女優とはいえ、ハードルは低くないと新潮はいう。
鈴木京香は、
「連絡した時は、まず見学だけでと思っていたんです」と説明する。
「ですが、拝見しているうちに、こんなにしっかりしていて、可愛らしい建物が取り壊されるなんて…と思うようになりました」
さすが大女優、お目が高い。
所有権が移ったのは、一昨年6月。とはいえ、実際に住むわけではなく、修復を進め、一般向けに公開する予定だというのである。
さすが大女優、余裕がある。
【こちらの記事も読まれています】