「アダマン号は船でありながら航行するのではなく、セーヌ川に浮いている建造物です。旅行や旅はしない、けど『アダマン号に乗って』という作品はここまで旅をしてきました。日本の皆さんに届けられることをとても嬉しく思います」と語った。
『ぼくの好きな先生』の日本公開時にコメントを寄せるなど、フィリベール監督と20年来の縁がある内田は、フィリベール監督へ花束を贈呈。本作の感想を語った。
「『ぼくの好きな先生』に出会ったときも本当に静かな衝撃を受けましたが、今回の『アダマン号に乗って』もそうでした。人ってカメラを向けられると、どうしても自然さが失われてしまうと思うんですが、本当にカメラが溶け込んでいるかのように自然体の姿が撮れている。それでいてフィリベール監督の作家性もきちんと感じられる稀有な作品です」
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