木村拓哉『教場0』、視聴率はダウンも……TVerでは大健闘
2位は、初回12.1%を記録した木村拓哉主演の月9『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)。かねてより、木村と福山の“ライバル関係”がうわさされていることから、今期は複数のメディアで「キムフク戦争」なる言葉が飛び交っていたが、初回の視聴率はひとまず福山に軍配が上がることとなった。
20年と21年に新春スペシャルドラマとして放送された人気シリーズの初の連ドラ版にあたる『教場0』だが、今回は『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(ともに小学館)を原作に、主人公・風間公親(木村)の警察学校赴任前の前日譚が描かれる。
第1話では、被害者男性がタクシーの車中で殺される直前、ダイイングメッセージを残していたことが判明。それは、被害者がタクシー運転手に「右へ曲がれ」「まっすぐ行け」などと指示を繰り返すことで、「日中弓」という犯人の名前を神奈川県・横浜のマップ上に描いていた……という壮大な内容で、ネット上では「これはさすがに笑った」「そんなことしてないで、さっさと逃げればいいのに」と失笑が相次ぐ事態に。
こうした脚本の“トンデモ”ぶりの影響からか、回を追うごとに視聴率が下がっており、4月24日放送の第3話では9.8%と初の1ケタまでダウン。
ただ、TVerのお気に入り数は109.6万人(5月1日現在、以下同)と大健闘しており、現時点では『ラストマン』の70.0万人を上回っているようだ。
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