『特捜9』シリーズ初の1ケタ発進……あのジャニーズキャストが復活?

 3位は、初回9.4%を記録した20th Century・井ノ原快彦主演の刑事ドラマ『特捜9 season6』(テレビ朝日系)。『特捜9』シリーズ初の“1ケタ発進”となってしまったが、第3話以降は同シリーズらしく2ケタに上昇。この先、月9の不調が続けば、『特捜9』が追い抜く可能性もありそうだ。

 同シリーズは、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)が、仲間とともに事件を解決する物語。

 season1からレギュラー出演しているキャストも多いが、その一人である山田裕貴は、現在放送中の『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系)で主演を務めているほか、NHK大河ドラマ『どうする家康』にも出演しているため、『特捜9』での今後の出番はあまり期待できないかもしれない。

 また、「season4」を最後にレギュラーから外れたTravis Japan・宮近海斗が、今シーズンで復帰するのではないかといううわさがジャニーズファンの間で飛び交っているようだが、果たして……。

 残念ながらワースト1位となったのは、オードリー・若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描く日曜ドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で、初回は4.7%。

 若林役をKing&Prince・高橋海人、山里役をSixTONES・森本慎太郎が演じるとあって、意外なキャスティングが話題を集めているものの、第3話以降で3%台にまでダウンするなど、厳しい状況が続いている。

 ネット上では、高橋と森本の演技力への賛辞が相次いでいるが、一方で「正直、山ちゃんの半生に興味が湧かない」という残念な意見も多く、最近の日テレの“山里押し”に疑問の声もみられる。4月にスタートした山里が司会を務める同局情報番組『DayDay.』の視聴率も振るっていないようだが、同ドラマと一緒に共倒れしないことを願うばかりだ。