◆蛍光灯より自然光でメイクしてほしい

鏡の位置や部屋の明るさも大事
ヘアメイクを行う飯田さん
――大人こそちゃんとしたメイク道具を使う必要があるということですね。

飯田「はい。あとは暗い部屋でメイクをしている方も多いです。蛍光灯の光ではなくて、窓があって自然光が入る明るい部屋でメイクをしてください。洗面所などの薄暗い場所ではきれいにメイクができません。鏡を顔の真下に置いて下を見てメイクしたり、うつむき加減でメイクをする方も多いのですがこれもNGです。

 お手持ちの箱や缶などを鏡の下に置くなどして、真っ直ぐ前をむいた姿勢でメイクができるようにしてください。顔を下げた状態でメイクをすると顔に影ができるので適切な位置にハイライトや影をつけることができません。しわのみぞも深くなるのでアイラインやアイシャドウもうまく描けないですよ。まっすぐ前を向いた状態でメイクができるように鏡の高さ・位置を調整してください」