スギ花粉の飛散がピークを過ぎてから飛び出した岸田文雄首相の「花粉症対策」の表明。そこで、どのような対策が進められていくのかを取り上げてみた。

 突拍子もないタイミングで岸田首相から出てきた「花粉症対策」。どうやら、「関係省庁担当者連絡会議」という、担当者レベルの会議で花粉の飛散状況などについて情報交換をしていることを、岸田首相が国会答弁で「関係閣僚会議を開催し、対策に取り組んでいる」と誤って答弁したことで、“引っ込みがつかなくなった”ことで始まったようだ。

 それでも、重い花粉症に悩む人たちは、多少なりとも期待を寄せるだろう。