世界保健機関(WHO)が3月28日に、健康な成人や子供には定期的な追加接種を推奨しないという新たな指針を発表したことが大きな波紋を呼んでいる。

 新潮は、コロナワクチン接種の危険性をたびたび警告してきた。このWHOの指針に、それ見たことかと特集を組んでいる。

 だがそれにもかかわらず、この国ではどんどん打て、子供から老人までバンバン打てと、追加接種を奨励し、その危険性を国民に知らせようともしないと批判する。

 また、ファイザー社が米食品医薬品局(FHMPT)に提出した資料には、「特に注視すべき有害事象」として急性心筋梗塞、不整脈、心不全、急性心不全、心原性ショック、冠動脈疾患などが列記されていたと報じている。

 コロナワクチンが生成するスパイクたんぱく質は、精子などを外敵とみなして活動を妨げてしまうから、不妊の原因になるという。

 さらに、ワクチン接種を続けることによって、昨年は「超過死亡」が最大約11万3000人と、前年の実に2倍にもなったと、国立感染症研究所が公表したことも問題だと指摘する。

 さらに、「ワクチン接種後死亡例」は現在2001件にもなっているのに、厚労省がワクチン接種と死亡との因果関係を否定できないと認めたのはわずかに1件だけ。

 今のところコロナの感染者は低い数字で推移しているが、まだ完全に抑えられているわけではない。

 分類を五類にしたからといって、コロナがなくなった、リスクがなくなったとするのはやめた方がいい。

 また形を変えて、新しいコロナが蔓延することはあるはずだ。その時のことを含めて、今すぐに、副反応問題に真剣に取り組み、後世に参考になる「事実」を残すことこそ、やるべきことである。