朝日新聞デジタル(4月6日8時)で、元グーグル社員のメレディス・ウィテカーが、インターネット広告の仕組みを通じて巨大I企業がデータを集める「監視ビジネスモデル」の延長線上に、「ChatGPT(チャットGPT)」など最先端の人工知能(AI)の問題があると指摘しているが、その通りである。
「一番問題なのは、世界で数えるほどの企業だけが、これらのAIを開発し、提供するリソースを持っているということです。中立的でもなければ、民主的でもない。究極的には、彼らの利益につながるようにつくられています」
「2000年代前半に、一部の企業が監視ビジネスモデル、すなわち広告を進化させはじめた。『あなたのデータを全部もらい、あなたのプロフィルをつくって、広告を売ります』というモデルです。いま市場を独占している巨大企業が、みな監視ビジネスに早期に参入した企業だというのは、偶然ではありません。彼らはデータを集めることができたんです。IT企業たちはすでに、どうデータを集め、どう収益化して、どのように『自由の幻想』を売ればよいかと考えていたんです。今日の『監視独占』の芽が、すでにあったのです」
私は試しに日曜日の皐月賞の勝馬をAIチャットGPTに聞いてみた。
AIチャットGPTは自信がないといいながら、タスティエーラとべラジオオペラの2頭を挙げた。
タスティエーラは4番人気、べラジオオペラは3番人気。結果は、ソールオリエンスの強襲に敗れはしたが、タスティエーラが2着にきた。当然、AIチャットGPTを信じている私は、馬券をゲットした。
これってやってはいけない使い方なのだろうな。AIチャットGPT、ごめん!
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