そんな本編に一切関係ない誇張に次ぐ誇張で本編がさ、も本当に”スピルバーグも驚く(公式サイトの煽り文句より抜粋)”内容であるかの様な予告編がこれまた実にホラー/スプラッターらしいツボを押さえたサイコーの作りだったので、これからも予告編はこの方向でお願いします。

 そしてこの”スピルバーグも驚く”という誇張は、1964年エスビーカレーのテレビCMのキャッチコピーで使われた”インド人もびっくり”と同じノリであるので決して深く考えてはいけない。きっと広報さんの友人の苗字がスピルバーグさんであっただけの事なのだろう。

 これだけだとあたかも予告編>本編であると捉えられてしまいそうであるが、違うのだ。本編は予告編とは全く、違うのだ。いやニンジャとシャークが戦う話である事は寸分違わぬのだが、本作は稀代の名キャラにして最強の女忍者である、

 百園菊魔

様の映画であるのだ。