4月14日より映画『search/#サーチ2』が公開されている。結論を先に申し上げておくと、本作はべらぼうに面白い! 観る人を選ばない抜群のエンターテインメント性に満ち満ちており、自信を持っておすすめできる。
前作を観ていなくても、予備知識ゼロでもOK
邦題に「2」とあるように、本作は2018年公開の『search サーチ』の続編。だが、物語は独立しているので、そちらを観ていなくてもまったく問題なく楽しめる(今回の原題は「Missing」)。
それでいて、前作を観ている人であれば、「パワーアップした」「二番煎じにならない」続編としての工夫やアイデア、さらに進化した映像表現に舌を巻くだろう。また、PG12指定がされているが、それは20歳未満の者の飲酒の描写のためであり、直接的な残酷描写や性的な表現があるわけではない(ただし恐怖を煽る場面はある)。
そして、本作はネタバレなしの紹介が難しい。複雑な謎を解き明かすミステリー要素こそが重要なため、結末だけでなく過程を話すだけでもネタバレになりかねないのだ。一方であらすじおよび主人公の目的はシンプルでわかりやすいため、「超面白いので観てください!」だけで終わりにしたいくらいなのだが、そういうわけにもいかないので、核心的な部分に触れずになんとか魅力を紹介してみよう。
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