選挙はみなさまの貴重な税金が原資ですから、ムダにしてはダメなのは当たり前ですよね。
大阪府の堺市(政令指定都市)は、市長選挙と市議会議員選挙の時期が2カ月ずれています。そこで、選挙管理委員会は、現在の市長が2カ月前に辞職すれば、選挙を同時期に行うことができるので「1億1000万円の費用削減につながる」という意見を出しました。
その一方で、「単独で実施した方が円滑な選挙の運営につながる」と意見もあり、結局は別々に行うことになりました。費用削減よりも「別々に行うメリット」について、市民のみなさんは納得したのか疑問です。
そんなことをやっているせいなのかどうなのかわかりませんが、投票率はどんどん下がっていますね。9道府県知事選が46%、41道府県議選は41%と、いずれも過去最低を更新しています。
いつも書いていますが、投票に行かなければ何も変わりません。そして、各党にはもっと「投票に行きたい!」と思ってもらえるような明るい選挙を後半戦に期待したいです。