12位:坐摩神社

神功皇后が新羅から帰還した際に、淀川河口の地に坐摩(いかすり)神を祀ったことが始まりとされる神社です。大きな鳥居の両脇に小さな鳥居が並ぶ、めずらしい”三ツ鳥居”も見どころ。

高層ビルの立ち並ぶ街中に鎮座する神社の社殿は、戦時中に空襲で焼け落ちたため、鉄筋コンクリートで戦前の姿のままに再建されました。

御祭神は「生井神(いくゐのかみ)」「福井神(さくゐのかみ)」「綱長井神(つながゐのかみ)」「波比祇神(はひきのかみ)」「阿須波神(はすはのかみ)」。5柱を合わせて坐摩大神(いかすりのおおかみ)と言います。

13位:枚岡神社

奈良県にもほど近く、自然豊かな場所に鎮座する枚岡(ひらおか)神社。天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売御神(ひめみかみ)、経津主命(ふつぬしのみこと)、武甕槌命(たけみかづちのみこと)の四柱をお祀りしています。

御祭神である武甕槌命が神鹿(しんろく)に乗って旅立ったという故事にちなんで、ここには鹿のモチーフがたくさん!神社の拝殿脇には狛犬や狐をよく見かけますが、この神社では鹿です。自然も豊かで、本当に鹿も住んでいそうな雰囲気の場所です。神社の裏手に回るとハイキングコースも整備されており、大阪の街を見渡すことができます。

13位:道明寺天満宮

道明寺天満宮は、藤井寺市にある神社です。こちらには、菅原道真公やその叔母にあたる覚寿尼公(かくじゅにこう)、天穂日命(あめのほひのみこと)が祭神として祀られています。道真ゆかりの神社は、現在でも学問の神として親しまれています。

photo by ゆきたかさん

境内には約80種800本の梅の木が植えられており、梅の名所としても知られています。毎年2月から3月ごろにかけて赤や白、桃色の花を多数咲かせ、訪れた人の目を楽しませています。この時期は梅まつりも開催され、盆梅展や野点も行われるため、多くの人でにぎわいます。

また4月上旬頃には境内の桜も見ごろとなり、地元の人々がお花見を楽しむ様子が見られます。

※本記事のランキングは、トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータ(2023年4月時点)を元に算出しています。