住吉大社や大阪天満宮、お初天神などをはじめとする大阪の神社を、トリップノートの8万7千人のトラベラー会員(2023年4月現在)が実際に行っている順に、人気ランキング形式でご紹介します!
1位:住吉大社
神功皇后摂政11年(211年)に創建されたとされる住吉大社は、1,800年もの長い歴史を持つ全国に約2,300ある住吉神社の総本山。地元では古くから「すみよっさん」という愛称で呼ばれており、いつも多くの参拝客で賑わっています。
特に大晦日は初詣の参拝者で門前はいっぱいになり、0時ちょうどに太鼓と参拝者の拍手が境内に響き渡ります。三が日の参拝者数は例年260万人ほどで、関西では伏見稲荷大社に次いで参拝者の多い神社です。
2位:大阪天満宮
大阪庶民からは「天神さん」と呼ばれ、古くから親しまれている神社。天満は大阪の歴史の中でも庶民の町として、北、南、天満の大阪三郷として知られていました。その中心に鎮座し、大阪の人々を見守ってきた神社です。
天満宮のご祭神は、ご存知「菅原道真」ですが、元々は違う神様が祀られていました。それが「大将軍神社」に祀られている、大将軍という神様です。
難波の宮の守護神だった大将軍は方位をつかさどる神様なので、菅原道真が大宰府に流される折り、旅の無事を祈ってこちらに詣でたそう。道真の死後、数々の奇跡が起こり、当時の天皇の命によって道真が天満宮の御祭神として祀られるようになったそうです。なお大将軍神社は、現在は摂社として境内に祀られています。
3位:お初天神
梅田の繁華街にある、「お初天神」の名で知られるこちらの神社は、正式名称「露天神社(つゆのてんじんしゃ)」と言います。
有名な浄瑠璃『曾根崎心中』は、実際にここで起きた心中事件を題材に書かれた物語。曾根崎心中から300年経った今でも、遊女の「お初」と醤油屋の「徳兵衛」の愛は衰えることなく、縁結びのご利益を授かれると女性を中心に人気を集めています。
お初天神には様々な絵馬がありますが、比較的新しいデザインのものは「美人祈願絵馬」です。顔のない絵馬に自由に顔を書いて、美人になれるように願いましょう!