菊池は「よく食べるところが共通するかなあ? 撮影ではカットを追うごとに食べなくてはいけなかったりとか、同じシーンで何回も食べるということが多かったんですけど、そんなに苦じゃなかったところは、やっぱり僕、よく食べるんだなっていうのを思いましたね。お芝居中にご飯をたくさん食べた方が面白いっていう、山田先生からの熱いご指導が初日にございまして。『食べなきゃ面白くないからね!』って(笑)」と暴露。

 それを受けて山田が「そんな言い方してないです。でも、タイトルを背負ってるので、ここでチョビチョビ食べられたらね(笑)。ごめんなさいプレッシャーかけちゃって」と弁解。菊池は「おっしゃる通りです! 先生、ありがとうございます(笑)。それがずっと僕の頭の中にこだましてまして。そのおかげで本当にすごく見応えのあるシーンになってますので、ぜひチェックしていただけたらと思います」とアピールした。

 さらに、山田は「私は恋愛パートは全く知らないんですけど。『大丈夫。いける、いける』っていう、自分の中では“歩くポジティブシンキング”と呼んでいて、本当に麻紀が『どうしよう?』って悩んでいる時に『大丈夫だよ』って背中を押して、飛べないと思っていた崖も飛べちゃうみたいな。だから桜がいることで、麻紀が勇気づけられたり、『できるかな』って思えるような、そういう一緒にいるだけで、明るく元気になる存在になったらいいなというのは、気を付けてやっていました」と演じた役への思いを明かした。