すると、菊池が「高橋さんすごいですから。いつもアーモンド食べてるんですよね。確かアーモンドしか食べてない時期もありましたよね」と、またもや暴露。高橋は「風磨さんのことをネットでいろいろ調べたら、すごい体してるんですよ。それを見ちゃったから、ずっとそれに見ほれちゃって、どうやったらこれと戦えるんだろうかと」と応戦。さらに、菊池が「いやいや、そんなことないですよ。ねえ、山田さん」と山田に振ると、今度は山田が「そうそう。初対面だったんですけど、現場に木刀を持ってきてたんです。最初、木刀って分からなくて、黒い長いバッグを持って入ってきたので『何だろう?』って思ってたら、重そうに置くから『何ですか?』って耐えられずに聞いたら『木刀』って(笑)」と意外な情報が。「ちょっと修練してるんで。自分を鍛えてるんで」とうろたえ気味の高橋に対して、山田が「まともに見えて一番ツッコミどころのある人でした(笑)」とちゃかすなど、和気あいあいとした現場の雰囲気が感じられるやりとりに、会見の場は爆笑の連発だった。
続いて、「この作品ならではの魅力は?」という質問に対して、倉科は「私はラブコメをあまりやったことがなくて、やったとしてもヒロインの恋敵みたいな役が多くて、毎回あまり幸せになれないんですよ。ハッピーエンドを迎えたことがなくて。いつも『私のしかばねを越えていけヒロインたち!』って思ってたんですけど。今回、やっと幸せになれるような役柄で、みんなから応援されて、なんか撮影がすごく楽しかったです。『ヒロインの気持ちってこんななんだ。こんなに幸せなんだ』って思いました(笑)」と演じ切った心境を語り、菊池とのラブシーンについては「全然照れなかったかも」と答えた。
菊池が「全然照れてくれなかったんですよ。僕はめちゃくちゃ照れてましたね」と言うと、倉科は「それを見ているこっちが恥ずかしいみたいな。全然照れなかった」と強調。山田が「キスシーンとか、どういう気持ちでやってたの?」とさらに問うと、「普通に麻紀ちゃんとしてドキドキるぐらいな。『あ、こっちから撮るから、こうした方がいいかな?』ってそういうこと考えてやってた。菊池くんはどんな…?」とコメントしつつ菊池に振ると、「夢中でキスしてました! 無我夢中で『カット』が聞こえなかったもん」と明かし、またも笑いを誘った。