あのブギーマンに後継者が現れる!? そんな意外な展開が『ハロウィン THE END』では待っている。舞台となるのは、おなじみ米国イリノイ州にある架空の街・ハドンフィールド。大学進学を目指す真面目な若者・コーリー(ローハン・キャンベル)は、ハロウィンの夜にベビーシッターを頼まれた。だが、いたずら好きな少年・ジェレミーの悪ふざけが原因で事故が起き、ジェレミーは転落死してしまう。

 裁判では無罪となったコーリーだったが、一部の人は「サイコパス野郎」と冷たい目で彼を見ていた。心を閉ざすコーリーに、優しく接するのはローリー(ジェイミー・リー・カーティス)だった。殺人鬼マイケル・マイヤーズとの一連の抗争によって、彼女も街では変人扱いされていた。ローリーの孫娘・アリソン(アンディ・マティチャック)も、コーリーに好意を抱くようになる。

 再び、ハロウィンの夜。アリソンはコーリーを誘って、ハロウィンパーティーへと出掛ける。だが、「よくパーティーに来れるわね」と、コーリーは罵声を浴びせられる。その場を逃げ出したコーリーは、さらに街の不良たちからボコボコにされるはめに。

 身も心も傷ついたコーリーは、古い下水道に潜んでいたマイケル・マイヤーズ(ジェームズ・ジュード・コートニー)と遭遇。2人の深い心の闇は共鳴し、コーリーの性格は豹変。ハドンフィールドは、新たなる惨劇を迎えようとしていた。