フジテレビ開局65周年イヤーの一環で、TVerおよびFODにて「フジテレビ春の名作ドラマ祭り65」が3月1日より展開されており、4月10日スタートの『風間公親-教場0-』で主演を務める木村の作品も、『ロングバケーション』と『ラブジェネレーション』の2作が3月10日から配信が始まっており、間もなく配信を終了する。

 名作の配信ということもあり、『ロングバケーション』はTVer総合ランキングでトップ3に食い込む日があるなど、多く視聴されている様子。北川氏もそのことは素直に喜んでいるが、4月1日、「ただ、一つだけ、言わせてください。ロンバケの企画者であり、いわば原作脚本、ドラマの大元を作った人間として、言わせてください」としてTwitterで批判を展開した。

「北川氏によれば、セリフがカットされていたり、劇伴の音楽が変更されているなど、放送版の内容と違う部分があるとのこと。セリフも劇伴も、当時限られた尺の中でどのセリフを残すか、どの音楽がこのシーンに当てはまるか悩み、苦労の末に完成されたものであり、『配信されるお知らせもなければ、内容の変更のお知らせもありません。それが、今の常識です』『少なくとも私は、(内容変更が気になって)配信が見られません』『私たちが作ったものとは、少し違うものです』『私の心の叫び、みたいなものです』と連投ツイートで訴えました。『配信するために、音楽や諸々の権利関係のクリア、尺調整、いろんな方々の手を煩わせていると思います。 ご苦労様です。感謝します』としてはいますが、無断で“改変”されたことに納得がいっていない様子がうかがえます」(芸能記者)

 確かに、苦労してつくりあげた作品が勝手に修正されていたのだとしたら、物申したくもなるだろう。実際に配信版は放送とは微妙に異なっているのだが、北川氏が挙げた「セリフのカット」の例が、かえってファンを混乱させてしまったという。