【コンセプチュアルスキルを構成する14要素】

 

  1. ロジカルシンキング…物事を論理的に考える思考。

  2. ラテラルシンキング…過去の経験や常識に縛られない、自由な発想思考。「水平思考」とも呼ばれています。

  3. クリティカルシンキング…現状に満足せず、組織の問題点を批判的に分析して解決策を見つける思考。

  4. 多面的視野…目の前の事象を複眼的に見る能力。様々な角度から物事を見る力。

  5. 柔軟性…その場その場で機転を効かせて行動や分析などを素早く対応出来ること。時代の変化やニーズに対応できること。

  6. 受容性…自分が初めて知る価値観に直面したとき、それを拒絶せずに受け入れる力のこと。

  7. 知的好奇心…新しいものを拒絶せず、楽しみながら知ろうとする力。

  8. 探求心…「何故この結論になるのか」常に分析しながら業務に取り組む姿勢のこと。

  9. 応用力…既に得た知識を使って、新たな事柄に対応する力。(「基礎力」がないとできません。)

  10. 洞察力…物事の本質を見極め、深く鋭く物事の背景を推測する力のこと。

  11. 直観力…過去の経験・記憶・学習という根拠に基づき、無意識の意思決定ができる力。

  12. チャレンジ精神…未経験の分野にも失敗を恐れず挑戦する力。

  13. 俯瞰力…広い視点で物事を捉え、業務が全体のプロセスにおいてどの位置にあるか把握する力のこと。Bird view。

  14. 先見性…目先のことだけではなく、数年後、数十年後のことを予め見抜く力のこと。

いかがでしょうか?
ちなみに、私の同僚は2. ラテラルシンキングと3. クリティカルシンキングが得意で、業務改善のアイディアが次々湧いて出てくるタイプです。

逆に私は物事を(悪い意味で)「そういうもの」だと受け止めてしまいがちな傾向があるため、どんなに非効率な手順であっても、上司の指示通りに遂行しがち。ですから、彼女の発想にはいつも感心しています。

コンセプチュアルスキルを鍛える3つのステップについて

ここまで読み進めてみて、ご自身の得意なことや、弱点がわかった方も多いと思います。
ここからは、コンセプチュアル思考を高めるコツをステップ毎にご紹介します。

ステップ1:物事を抽象化する

「物事がうまくいく本質」や「うまく進まない場合の共通性」を見極めていきます。
日々の業務で、「今回はなぜうまくいかなかったのか」と感じることはたくさんありますよね。そうした事象の中から、物事がうまくいった時の要素とそうでなかった時の要素を分析し、成功・失敗における本質や共通点をみつけていきましょう。

ステップ2:物事を定義する

成功と失敗、両方について、「自分の言葉で定義する」ことで、物事の認識をより深めていきます。

ステップ3:物事を具体化する

物事の本質・共通性を見出すことができると、成功/失敗法則や原理を見出せるようになりますし、次に取り組む業務にも活用することができるようになります。

例えば、「成功するための秘訣」や「失敗しないために注意すること」などを掲げ、業務の中で具体的に行動できるようになります。
さらに、自分だけの成果に留めず、所属部門全体に水平展開していくことも可能になります。

いかがでしたか?今日取り組むお仕事からぜひ取り込んでみてくださいね!
それでは、またお会いしましょう。

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