独身の時は自分の楽しみのためにお金を使い、貯金は結婚をしてからと考える人は多いものです。金融広報中央委員会が発表した「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和元年)」では、30代の単身者で36.5%、40代では40.5%がなんの金融資産も保有していないと回答しています。

 

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41歳貯金ゼロで結婚、これから貯金するはずが

(写真=PIXTA)

 

大企業で働くDさんも年収は800万円ありましたが、独身の時は給料が入ると友人や部下を連れて頻繁に飲みに行っていました。服やかばん・靴なども上質なブランド品をそろえた、自分の趣味や娯楽のためにお金を使い、貯金のことはまったく考えない生活を送っていました。

転機が訪れたのは41歳の時です。友人の紹介で知り合った3歳年下の女性と交際1年で結婚したのを機に、これからはきちんと貯金しようと決心されて相談に来られました。

Dさんの妻は、年収自体は350万円と多くありませんでしたが、幸い堅実な性格でお金の管理もしっかりしており、結婚時点で貯金が700万円近くありました。Dさんは転職する予定もなくこれからも安定した収入が見込めるので、夫婦で協力すれば貯金は簡単に貯められると思っていましたが、実際はなかなか思うようにいきませんでした。

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