「平野くんがボイメンをやめる時も、突然でした。ちょうどグループが名古屋で認知され始めたくらいの時期だったため、不安定なあの場がもどかしかったのかもしれません。ただ当時の事務所は全体的に『思春期の子たちがすることだから』って、ひきとめなかったんです。私は、絶対逃しちゃいけないと思って直接『やめるな』って平野くんに電話したんですが、そのときにのらりくらり返答する感じで『こりゃ説得は無理だ』って感じました。この子は揺るがないなって。関西ジャニーズJr.から東京へ基盤を移した際も、もう関西に戻ることはない覚悟だったと聞きました。今回のジャニーズの脱退をみても、もちろん内部ではゴタゴタがあるのかもしれないですが、本人的にもジャニーズはステップのひとつで、やっぱり次を見ていて、意思も固いんだと思いますよ」(同前・関係者)

 ちなみに、同じく所属していたとされる赤楚衛二については……。

「赤楚くんは、ボイメンの中でも彼らが所属していたのとは別の事務所だったので、そこまで他の子と交流がなかった印象です。そして平野くん以上に、まったく喋らない子でした。正直、数年後にドラマなどで活躍してる姿を見ても彼だと気が付かなかったほどです」

 キンプリの爆発的人気を引率した平野だが、その強い信念を貫き通し、夢の続きを見せてくれることだろう。