1970年代に入るまで、ワーナー映画には前と後ろにルーニー・テューンズの短編アニメがついており、バッグス・バニー好きのダンテは強引にそれを復活させた。
前作の人間側の主人公、ビリーと恋人のケイトはニューヨークで暮らしている。勤め先は不動産王ダニエル・クランプの超高層ビル、クランプ・タワー。もちろんドナルド・トランプのパロディ。ビリーは会社では無能扱いされて上司から説教の毎日。
ギズモはチャイナタウンで暮らしていたが、骨董屋の主人ミスター・ウィングが亡くなり、店はクランプの再開発によって取り潰し。タワーに連れ来られたギズモは実験動物にされていたところをビリーに救われるが、うっかり水をかけられてしまって増殖。狂暴なグレムリンたちがクランプ・タワーをパニックに陥れる。
……という、前作の定番をなぞりつつ、グレムリンの設定にも茶々を入れる。