話題の「McCheapest」という地図は、全米の店舗を点で示し、色分けして店舗ごとの価格を記している。緑は価格が安く、緑の色が薄くなってオレンジ、赤になるほど価格は高くなる。極めて高い店舗は深紅だ。データが入るごとに更新され、自宅近隣での価格比較が簡単にできる。

 例えばイリノイ州シカゴのミシガン湖に面したショッピングゾーン、海軍ふ頭にある店舗では3月7日現在、「ビッグマック」は6.49ドル(約863円=1ドル133円で換算)となっているが、西に車で5分ほど行った雑居ビル内の店舗では同日のデータで4.79ドル(約637円)となっている。

「McCheapest」によると現在、全米で最も高い「ビッグマック」はマサチューセッツ州のリーという町にある高速道路の休憩所の店舗で、8.09ドル(約1076円)だ。最も安いのはオクラホマ州のスティグラーという町にある店舗で3.49ドル(約464円)だ。

「McCheapest」は英国人の元データアナリストが開発し、2月10日から稼働している。斬新なアイディアが市民の心をつかみ、メディアなどにも取り上げられ始めた。