──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NHK「大河ドラマ」(など)に登場した人や事件をテーマに、ドラマと史実の交差点を探るべく自由勝手に考察していく! 前回はコチラ
『どうする家康』第11回は、お田鶴(関水渚さん)を中心に描かれました。譲れない理想のために命を散らせる彼女の生き様が、椿の花の散り際と重なって涙を誘う内容だったと思います。
第12回のサブタイトルはその名も「氏真」で、次回も敗者の美学が描かれそうです。予告映像では家康(松本潤さん)が「なぜそこまで戦う……氏真……」とつぶやく場面もありました。なかなか降伏しない氏真(溝端淳平さん)との全面対決を続けねばならない家康は戸惑うようです。
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