親しい友人やお世話になった方への結婚祝い。祝福の気持ちを込めて、喜んでもらえるプレゼントを贈りたいですよね。でもどんなものを選べばいいんだろう…?何か決まり事はあるのかな?と悩めるアナタに参考になる選び方や人気のアイテムを紹介します。
相場と選ぶコツ
結婚祝いプレゼントの金額相場
さてまずは結婚祝いプレゼントの金額相場を知っておきましょう。
予算感が無いと選ぶ基準も分かりませんよね。
金額は贈る相手によって変わります。
【友人や職場の同僚】…5,000~10,000円
【兄弟や親族】…5,000~30,000円
金額の幅は、関係性の強さによるものです。
あくまでも気持ちなので、必ずこの金額ということではありませんが、上記を目安にして、数人で出し合って高めのプレゼントにすれば、選択肢も広がりますね。
結婚式にお呼ばれしている場合は、ご祝儀も別で用意するわけですから、もう少し低めの金額2,000~5,000円くらいでも良いでしょう。
選び方のポイントを抑えよう
どんな観点でプレゼントを選べばよいか、下記のポイントを参考にしてください。
■ ズバリ欲しいモノを聞く
これは聞ける間柄に限定されてしまいますが、聞くことが可能ならズバリ聞くのが一番です。
渡す時のワクワク感は減ってしまうかもしれませんが、「これあまり好みじゃないな」とガッカリされずに済みますし、既に持っているものと被らないのも安心です。
やんわりと「〇〇を結婚祝いに贈ろうと思うんだけど、どう?他にリクエストあれば遠慮なく言ってね」と話を振ってみるのも良いでしょう。
■ 好みが分からないなら「残らないもの」がベター
あまり好みじゃないけどプレゼントでもらった物だから捨てられない…。なんてコトありませんか?
欲しいものを直接聞きにくい&趣味や好きなテイストもあまり分からない場合は、後に残らないものを選ぶと良いでしょう。
食品や飲料、食事券や旅行券などの体験ギフトなど、形として残らないけれど思い出として記憶に残るもの、になります。
既に同居しているカップルや、年齢高めの方だと、必要なモノは既に揃っている事が多いので、特におすすめです。
■ 相手のライフスタイルをイメージしよう
結婚するふたりの日々の生活パターンをイメージしてみると、「あったら嬉しい!」モノを思い付きそうです。
共働きで平日はふたりとも帰宅が遅く、夕食作りに時間を掛けられない、という生活スタイルなら、朝材料を放り込んでおけば帰宅時に料理が出来上がっている電気調理鍋があったら便利でしょう。
他にも、家事を楽にしてくれて時短になるグッズも喜ばれるはず。
■ 自分じゃ買わないけど…貰うと嬉しいプチ贅沢品
普段よりちょっと高いお肉、予約しないと買えないこだわりのお取り寄せグルメ、質の良い今治のタオル、など、ちょっとだけ普段よりも贅沢なモノって、日常をとてもハッピーにしてくれますよね。
食材や生活必需品のちょっとこだわり版、という観点で探すと喜ばれるものが見つかるでしょう。
結婚祝いプレゼントを渡すタイミングはいつが良い?
結婚祝いプレゼントを渡すベストなタイミングは、贈る相手の結婚式に列席するorしないによって少し異なります。
■ 結婚式に列席する場合は、『結婚式の1ヵ月前~1週間前』くらい
招待状の返事締め切りが式の1ヵ月前くらいに設定されているので、そのくらいの時期を目安に、結婚式も楽しみにしている事を伝えながら渡すと良いでしょう。
もし結婚式前に渡せなかった場合でも、当日持参するのは控えた方が良いです。
持ち帰る荷物が多くなってしまい、迷惑になってしまいます。
■ 結婚式に列席しない場合は、『結婚式の後、1ヵ月以内』くらい
結婚式に列席しない(招待されていない)場合は、挙式前にプレゼントを渡すと、結婚式に招待しなかったことを本人が気にしてしまう事もあるので、気を遣わせないために、結婚式が終わって落ち着いた頃が良いでしょう。
■ 結婚式をしない方の場合は、『報告を聞いてから1か月以内』を目安に
「おめでとう」という祝福の気持ちが伝わるように、なるべく早めに渡す方が良いですね。
■ 吉日も念のため気にしておこう
日常で六輝を気にする人はあまりいませんが、冠婚葬祭ゴトとなると、気にする場合もあるでしょう。
結婚祝いを渡すなら、「大安」「先勝」の午前中が良いとされています。
とは言え、そうタイミングよく渡せるとも限りませんので、念のため「仏滅」は避ける程度の気遣いを。