ミニマリストになりたいなら捨て過ぎに注意!
先程も書きましたが、ミニマリストは何でもかんでも捨てれば良いという訳ではありません。
ミニマリストに憧れて早速物を処分したら、まさかの捨て過ぎで大後悔してしまうこともしばしばあります。
処分してしまってから「捨てなきゃ良かった!」という状態を避けるために、物を処分する時に心がけたいポイント4つについてご紹介します。
(1)自分にとって必要な物、要らない物を見極める
必要な物は人それぞれ違います。
他人から見れば必要性を感じない物でも、自分にとって大切な物なら持っていて良いのです。
例えば一人暮らしのミニマリストなら、冷蔵庫が無くても一日に食べる分だけを買えば必要無いかもしれません。
でも家族のいる方は、おかずを作り置きすることもありますし、毎日家族分の買い物に行く手間を考えれば冷蔵庫は必要不可欠な物です。
お掃除ロボットも、時短を考えれば持っていたいという方がいる一方で、無駄だから要らないと思う方もいます。
ただ物が無ければ良いという訳ではなく、自分にとって必要な物かどうかを見極めることが大切です。
物を処分する時はまず手に取ってみて、直感的にときめきを感じない物は捨てるか誰かに譲ってしまうのがおすすめです。
しかし「後で使うかもしれない」と思うとなかなか捨てられませんよね。
ミニマリストの書籍では思い切って捨てて良いとしている本が多いですが、私は捨てるか迷う物は2週間や1ヶ月などと制限時間を決め、その間使わなければ処分するようにしています。
(2)捨てることにこだわり過ぎない
物を捨てる快感に目覚めてしまうと、「もっと捨てられる物は無いかな」と家中を探し回り、「家族の物だけど要らないから捨てちゃえ」と、つい捨てたい欲に暴走してしまうことがあります。
物への執着を捨て、要らない物を探すことは良いことだと思います。
しかし今度は物を捨てることに執着してしまい、家族の物を勝手に捨てたり、使う物まで処分したりするようになってしまうのは考え物です。
家族との関係が悪化し、生活が不便になってしまっては本末転倒です。
もし新しく買い直してしまえば、断捨離ではなくただのお金の無駄になってしまいます。
(3)ひとつ買ったら、ひとつ処分する
新しく物を買うと、家に物が増えることになります。
物を極力増やさないよう、新しい物を買ったらその分古い物を捨てるルールを決めておくと良いでしょう。
捨てるのは勿体無いですが、使えなくなるまで大事に使うか、欲しい人に譲ってしまえば問題ありません。
「もう捨ててもいいかな」と思えるようになるまで使い、それから新しい物を買うように心がけると物が増えないのでおすすめです。
(4)災害用ストックはあっていい
今必要でなくても将来的に必要になるかもしれない物が、災害用のストックです。
自然災害はいつ起こるか分かりませんから、常に準備しておくことが大切です。
無駄な物を持つストレスを避けるなら、無いことで感じるストレスも避けなければいけません。
今必要な物だけを持っているイメージのミニマリストですが、無いと不安になる物にはお金を惜しんだりしません。
災害用ストックは必要な物だけをしっかり調べて保管しておきましょう。