魚住は、悠依のその後を気にかけていた。喫茶店に悠依を呼び出した魚住は、直木との別れについて聞く。悠依は魚住が無事だったことを安堵しながら、最後にきちんとしたお別れは言えなかったことを明かす。なぜだろうと魚住は不思議がるが、悠依は「もちろん、面と向かって、ちゃんと伝えたいこと伝えてお別れできたら素敵だけど。でも……ちゃんとしたお別れなんて、ないのかも。たぶん……みんなこんな感じで生きてく」と、大切な人を亡くしたあとの寂しさを受け入れつつあった。

 最終回のように何もかもが「終わり」へと向かいつつあった第9話。だが、最後に驚きの展開があった。直木が住んでいた部屋で暮らしていた悠依がある朝、「全部、夢だったらいいのに」と思いながら目を覚ますと、なぜかキッチンのほうから物音が聞こえてくる。そこには生前と変わらない姿で料理をしている直木がいた。「腹減ってる? 最近あんまり食ってなかっただろ」と普通に話しかけてくる直木に、悠依は思わず「これは夢?」とつぶやくが、直木は悠依の前までやってきて「夢じゃない」と返す。おそるおそる体に触れ、存在を確かめるように腕を強く握ると、直木はちゃんと存在していることを伝えるかのように「痛いよ」と訴えるのだった――。

 最終回直前のまさかの展開に、SNSは騒然。「来週までこれで生きていけます」「直木、真っ白の受付で『やり直せますよ』ってバカリズムに言われた?」など、最終回が楽しみでならないといったコメントや、先日最終回を迎えたばかりの『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)の設定を引用したツッコミで溢れかえった。