この件に対し、「R-1グランプリ」の公式Twitterが下記のような謝罪文をツイートした。

「3/4(土)19時放送「R-1グランプリ2023」の審査得点発表の際、リハーサル時に入力した仮のデータが制作側の不手際により誤表示されました。全出場者の得点は審査員の厳正な審査によるものです。経緯は番組公式HPで報告いたします。視聴者、関係者の皆様にご迷惑をお掛けし謹んでお詫び申し上げます」

 この後公式HPの方でも長文で謝罪をしていたが、どうやら原因不明のシステムエラーのせいでリハーサル時に使用していた仮のデータが残っており、その得点データをシステムが拾ってしまい、1秒以内の数フレーム、「田津原理音」さんの名前と「470点」という得点が表示されてしまったとのこと。リハーサルの際に仮で入力した得点の合計が「470点」であり、それが田津原さんの実際の合計得点と合致してしまったのは完全なる偶然らしい。

 ちなみにシステムエラーはこの部分だけではなく、3人目にネタを披露した「ラパルフェ都留」さんの得点発表の際にも、審査員の合計得点とモニターに映し出された合計得点が違っており、これに関しては一部の審査員の得点が確定する前に確定処理を行ってしまったことが原因だと言っている。