ーー優等生的と言われて悔しいとおっしゃられていることから、ドラマ『チャンネルはそのまま!』で宮下さんが演じられた、そつなくこなしているように見えるために、逆に軽んじられてしまうアナウンサーの花枝まきというキャラクターを連想しました。

宮下 記事でも書いていますが、今までの私自身に、そういうところが確かにあるんですよね。

ーー記事で書く映画はどのように選んでいたのでしょうか。

宮下 かなり自由にやらせてもらいました。映画は日頃からよく観ているほうではあるので、その中で書こうと思える作品があったら、記事にするという感じです。少し前から、配信が始まったタイミングで紹介できればと思って書いたりもしています。

ーー『喜劇 愛妻物語』はNetflixの配信で映画ランキング1位となっていて、宮下さんの記事も多くの方から読まれていましたね。

宮下 おととしの2021年は映画館にもわりとよく行っていて、『喜劇 愛妻物語』はその中でも特に思い入れのある作品ですね。配信開始のタイミングで紹介できて良かったです。

 逆に、『サマーフィルムにのって』など、映画館での公開時には観られなかったけれど、評判が良くて、実際に素晴らしい映画を紹介できたのも嬉しかったですね。話題になっている映画は、食わず嫌いをせずに観てみたいです。