YouTuberになるだけなら誰にとってもハードルが低いが、「稼げる」のは一握り。タレントや専門家のYouTube参入による供給量の増加、コロナ禍などの要因もあり、トップYouTuberたちにとっても状況が一変したらしい。
一方で、確実に有益で、必要な情報を与えてくれる“専門家”の収益は好調のようだ。
例えば、人気予備校講師でユーチューバーの“もりてつ”こと森田鉄也氏(26万人)は、「儲かった」ことを報告している。森田氏は職業柄、受験シーズン前は動画の再生回数が増えることから、月により波があるとしたうえで、2022年12月分の広告収入は234万6340円、1月分は243万496円、2月分は過去最高で325万4052円と報告。2022年の総額は2237万9805円で、企業案件などを加味し、2500万円ほどになるという推算を示した。
また、ガジェット系ユーチューバーの吉田製作所(108万人)は、最近YouTuberが「オワコン」「収益激減」などと発言し、騒がれることにTwitterで反論。〈ワイは更新頻度激減してるけど、収益はそこそこ維持してるので嘘っぱちだと思ってます〉とツイートし、〈別にYouTubeオワコンなわけではなく、そのYoutuberがオワコンなだけだと思うよ〉と持論を展開した。