作間は「周はいち日さんと話す時は標準語、幼なじみや兄弟と話す時は大阪言葉なんです。そんな中、スタッフさんは基本皆さん京言葉なので、混ざってしまっておかしくなりましたね」と苦労した様子で、門脇から「途中からなまってたもんね」と指摘されると、「なまってた(笑)。何弁でもない中間みたいな、気持ち悪いイントネーションになってました」と照れて、門脇は「作間弁だね」と言って笑顔を見せた。
作間は「関西弁とひとくくりに言っても京都と大阪の違いとか、そういうところが学べたのも面白かったです。周の同級生役で出演している小柴陸と吉川太郎(AmBitious/関西ジャニーズJr.)に確認したりもしました。そうしたら、ほんまやなとか簡単な言葉のイントネーションが意外と違うんですよね。いつも標準語で話しているから魅力を感じるのかどうか分かりませんが、方言、特に異性の方言ってなんかいいですよね」とその魅力を述べた。
料理シーン、そしてその料理を食べるシーンが大きな見どころということで、門脇は「ずっと料理を扱う作品をやってみたくて。そして実際にやってみて、料理の作品は工程がたくさんあって想像以上に時間がかかると分かりました。今作では大原千鶴先生が料理監修をしてくださっていますが、料理の手元はすべて私なので、美しく見えるように意識しました。使っていたのが四角いながたん(包丁)だったので、最初は扱いが難しくて。まな板とながたんをお借りして、ホテルの部屋でキュウリを切って練習していました。使い慣れてくると力を入れず包丁の重さで切ることができるので使い心地がいいんですよ」とエピソードを披露。