門脇は「初めて作間くんとお会いしたのは本読みの時。漫画のビジュアルにそっくりすぎてまんまじゃん!と思って、作間くんにもそう伝えました。ビジュアルは原作そのものですが、撮影を重ねるごとに顔がどんどん変わっていって。いろんなことを吸収する力が素晴らしい人で、その様子を間近で見られたことが幸せでした」と絶賛。しかも、「最初はあまり笑ったりおしゃべりしたりするタイプじゃないのかなと思っていたのですが、実はすごくゲラで、オタク気質で少年の部分もあって。今となっては親近感、親しみしかないです」と印象は激変したそう。
そんな作間も「最初はやはり、すごい人と共演することになったなと、本読みの時もとても緊張していたのですが、門脇さんが部屋に入ってきた時の雰囲気で絶対フランクな人だな、いける!と思いました。でも、初めてカメラの前に立った時に、やっぱりすごい人だ!とあらためて感じました。イメージ通りしっかりした方ではありますが、抜けているところもあって、そこに親近感を持てました」と関係性のよさをうかがわせる。
いち日は京言葉、周は大阪言葉と標準語を話すキャラクター。方言での芝居について、門脇は「方言は本当に難しくて、先生のデモテープを聞いてひたすら練習しました。お芝居の相手の周が普段標準語なので、そこも混乱して難しかったですね。でも半面、私自身にははんなりする要素があまりないので、京言葉がはんなりさせてくれるというか、落ち着いた雰囲気の女性に見せてくれるという意味で、いち日を演じる上でとても助けられた部分もあります」と明かす。