「今クールでも、草なぎ剛主演の『罠の戦争』を実現するため、港氏と大多氏がジャニーズ事務所に直談判したという話もある。新しい地図の本格的な地上波復帰ドラマとなるので、かなり難しい調整だったようです。両氏は、木村拓哉が久しぶりに月9主演となる『風間公親-教場0-』も話をまとめあげたと言われ、他局は脅威に感じています」(民放関係者)
そんな中、フジテレビにさらなる動きが。現在放送中のドキュメントバラエティー『セブンルール』を3月いっぱいで終了し、今年4月から「火曜午後11時」の30分を連続ドラマ枠として新設することがわかったのだ。ドラマの復活を目論むが、ただ高視聴率を求めるだけではない新たな施策も行っているという。
「『silent』は、あれだけの大ブームを作りながら全話の平均視聴率は2桁を超えることがなかった。現在フジテレビでは、ドラマに関しては視聴率だけでない指標を作り出そうとしているという。見逃し配信や、自社で運営する配信サービスFODの加入者増加など、さまざまな細かい評価基準を作ろうとしています」(同上)
そんなフジテレビだが、ドラマを制作する上で「劇場版」を強く意識するような作品が求められているという。